iMOsigAT 売買シグナル (MAsigAT 売買シグナル、SCLea スキャル EA のおまけつき)
このツール「iMOind」は、移動平均や出来高を基にした独自のモメンタム指標を使い、手動トレード(裁量トレード)に役立つ売買シグナルを生成します。また、グローバル変数を通じて別売りの自動売買プログラム(EA)に指令を送ることも可能です。これにより、複数の自動売買システムを簡単に構築できます。その中には、あなたがトレードしている通貨ペアや時間帯に合った、利益を生み出す裁量トレードや自動売買の方法が見つかるかもしれません。
「iMOind」の詳細については、別売の「iMOind 出来高モメンタム指標」の商品説明をご覧ください。この説明には、前市場の高値・安値を表示する便利な機能についても記載されています。
また、おまけとして「MAsigAT」という売買ロジックも含まれています。このロジックは、ネット上で配布されていた「勝率80%」とされるトレード手法をベースにしています。ただし、実際にそのような高い勝率は現実的ではありません。それでも、売買の頻度が高く、全く使えないわけではありません。そこで、iMOindを使ってシグナルを精査し、より実用的な売買フィルターを追加したのが「iMOsigAT」です。
最後に、「iMOsigAT」の使い方をストラテジーテスター(MT4の機能)を使って説明します。EA(自動売買プログラム)は何を使っても構いませんが、ここでは「SCLea」というEAを使います。「SCLea」は売買シグナルを受けて、自動的にエントリー(注文)し、設定した利確幅や損切り幅、または移動平均の交差を基に決済するシンプルなプログラムです。
ストラテジーテスターのビジュアルモードで「スタート」をクリックすると、「SCLea」が売買指令を待っている状態になります。このとき、画面の左上に「SCLea, no order」と表示されます。この状態で「ストップ」をクリックすると一時停止が可能です。
iMOsigAT をナビゲータからこのチャートにドロップしますと下のようなパラメータの入力ウィンドウが表示されますので必要に応じて値を変更します。
最初の2行では、「iMOind」のモメンタム指標とその平滑化の設定値を入力します。次の4行では、トレードを開始する時間と終了する時間を指定します。たとえば、冬時間(日本との時差が7時間)の場合、設定を「2-30-14-30」とすると、日本時間では午前9時30分から午後9時30分までがトレード時間になります。
次に、「ea_SN」では、売買指令を送る自動売買プログラム(EA)の略称を入力します。この例では「SCL」となっています。「reset_time」には、売買シグナルの有効期間を秒数で設定します。また、「sig_reset」は売買シグナルをリセットするかどうかを指定する項目です。
もし、途転売買(ポジションを反転させる売買)を行うEA(例:PMeaなど)を使う場合は、途中で反転が中断されないよう、この項目を「false」に設定します。一方で、通常の売買では「true」に設定することで、シグナルに有効期限を設けたり、リセットを行ったりします。
「Alert_switch」は、売買シグナルが発生したときに音声アラートを鳴らすかどうかを決める設定です。「true」に設定すると、アラート音が鳴り、内容は「Alert_string」に指定されたテキストが表示されます。
最後に「OKボタン」をクリックすると、「iMOsigAT」が稼働を開始します。画面の左上には「iMOsigAT_SCL, active」と表示され、サブウィンドウに「iMOind」の指標が表示されます。ここで、ピンクの線が「p-sig」、水色の線が「o-sig」を表しています。
ストラテジーテスターの一時停止を解除しますとチャートが展開され売買シグナルが下図のようにサブウィンドウに表示されます。黄緑の上向きの矢印が買い、下向きの橙色の矢印が売りの売買シグナルです。
これらの売買シグナルを使って、自分でトレード(裁量トレード)を行うことも可能です。また、シグナルをグローバル変数を通じて自動売買プログラム(EA)に送ることで、自動でエントリー(注文)を行わせることもできます。EAは設定された条件を満たすと自動的にエントリーし、利益確定(利確)または損失確定(損切り)を行います。
「SCLea」と「SPMea」を使用して、USD/JPY(ドル円)の0.01ロットでバックテストを実施した結果を表にまとめました(期間:2024年8月1日~9月27日)。「SPMea」の詳細については、別途販売予定のEA「PMea/SPMea 損益マーチンゲイルスキャルEA(SCLスキャルEA付き)」の商品説明をご覧ください。
iMOsigAT 売買シグナル (MAsigAT 売買シグナル、SCLea スキャル EA のおまけつき)
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